“キックキックトントン”
2013年 12月 15日
宮澤賢治『雪渡り』を読んだ。
12月13日(金) 午後1時~3時半
十数人でいっぱいになる小さいカフェ<日曜カフェ>にて。
オーナーシェフの鈴木さんは飾り気の無い素敵なお人柄。
以前、もっと三軒茶屋駅近くにお店があったときから何回も
私一人のミニ朗読会をさせていただいていた。
今回は新装なったお店で、私だけでなくお仲間4人で
ご~くささやかな朗読会を開いたのです。
場所を提供してくださった鈴木さん、一緒に読んだ方たち、
助けてくださった方たち、そして最後まで聴いてくださった方たち、
ほんとうにありがとうございました。
急な展開であり、定員十数名のうち出演者4名で、
どの範囲に声をかけてよいやら見当がつかず、
とうとう私は娘と仕事先にしか話をしませんでした。
twitterでお友達になったはーさんとRIKOさんにはぜひ、
と考えていたのにお話せず、申し訳ありません・・・
この作品は宮澤賢治が描く動物のもののひとつ。
狐の紺三郎の幻燈会に幼い兄妹がよばれていくお話です。
キックキックトントン、と足を踏み鳴らして雪の上を歩いたり、
歌ったり、踊ったり・・・
いろいろな場面にこの音が出てきます。
以前の自分だったら声に出して読むのには難しそうな
こういった作品は避けていたかもしれません。
年を取るっていいですねぇ!
こわいものが減っているんです。
失敗したら・・とか、人前で動き回って読むなんて恥ずかしい・・とか、
そんなことはどうでもよくなっているんですね。
宮澤賢治が楽しんで書いた作品なら楽しく読もう、
お客様にも楽しんでいただこう。。
そう思って、キックキックトントン!足踏みしました、いろいろに。
(目の前で動き回られて、ほんとうは迷惑だったかも、ですが・・)
動くことができた―自分を金縛りにしなかった―解放できた―
一番の理由は年を重ねたことでしょうけれど、
それだけじゃない。
毎週土曜日午前中に通った介護予防の体操教室で、
自分の体を思うように動かす心地よさ―体のサビと同時に
自分を縛っていた心のサビを落とす解放感を味わったからかなぁ
と思ってます。
インストラクターにその報告をしたら
「それいいかもしれない!あの作品は動いたほうが絶対いい!」
と言ってくれました。
お客様には迷惑というか期待とは違い「あれ?」のことがあるかもしれないけれど
この先いろいろ実験してみよう!
緒川さんとのユニットもこの延長線上に見えてきました。
「朗読」という表現形式はもっともっと自由でいいと実感。
これが今回の一番の収穫かもしれません。
まだ陽は高い!
としておこう。。
(ほんとうは「日 暮れてなお道遠し」なんだけど)
12月13日(金) 午後1時~3時半
十数人でいっぱいになる小さいカフェ<日曜カフェ>にて。
オーナーシェフの鈴木さんは飾り気の無い素敵なお人柄。
以前、もっと三軒茶屋駅近くにお店があったときから何回も
私一人のミニ朗読会をさせていただいていた。
今回は新装なったお店で、私だけでなくお仲間4人で
ご~くささやかな朗読会を開いたのです。
場所を提供してくださった鈴木さん、一緒に読んだ方たち、
助けてくださった方たち、そして最後まで聴いてくださった方たち、
ほんとうにありがとうございました。
急な展開であり、定員十数名のうち出演者4名で、
どの範囲に声をかけてよいやら見当がつかず、
とうとう私は娘と仕事先にしか話をしませんでした。
twitterでお友達になったはーさんとRIKOさんにはぜひ、
と考えていたのにお話せず、申し訳ありません・・・
この作品は宮澤賢治が描く動物のもののひとつ。
狐の紺三郎の幻燈会に幼い兄妹がよばれていくお話です。
キックキックトントン、と足を踏み鳴らして雪の上を歩いたり、
歌ったり、踊ったり・・・
いろいろな場面にこの音が出てきます。
以前の自分だったら声に出して読むのには難しそうな
こういった作品は避けていたかもしれません。
年を取るっていいですねぇ!
こわいものが減っているんです。
失敗したら・・とか、人前で動き回って読むなんて恥ずかしい・・とか、
そんなことはどうでもよくなっているんですね。
宮澤賢治が楽しんで書いた作品なら楽しく読もう、
お客様にも楽しんでいただこう。。
そう思って、キックキックトントン!足踏みしました、いろいろに。
(目の前で動き回られて、ほんとうは迷惑だったかも、ですが・・)
動くことができた―自分を金縛りにしなかった―解放できた―
一番の理由は年を重ねたことでしょうけれど、
それだけじゃない。
毎週土曜日午前中に通った介護予防の体操教室で、
自分の体を思うように動かす心地よさ―体のサビと同時に
自分を縛っていた心のサビを落とす解放感を味わったからかなぁ
と思ってます。
インストラクターにその報告をしたら
「それいいかもしれない!あの作品は動いたほうが絶対いい!」
と言ってくれました。
お客様には迷惑というか期待とは違い「あれ?」のことがあるかもしれないけれど
この先いろいろ実験してみよう!
緒川さんとのユニットもこの延長線上に見えてきました。
「朗読」という表現形式はもっともっと自由でいいと実感。
これが今回の一番の収穫かもしれません。
まだ陽は高い!
としておこう。。
(ほんとうは「日 暮れてなお道遠し」なんだけど)
by baachann | 2013-12-15 21:51 | 朗読