“2014『正午の朗読会』終わる”
2014年 11月 13日
そろそろ、なにか読みたいなあ…
その気持ちが潮のように満ちてきたとき、閃いた。
詩の同人『正午』の2014年の詩誌を読もう!
で、同人仲間であり、朗読仲間でもある緒川さんに
恐る恐る打診。
快諾を得て、もう一人の、やはり両方の場面で一緒の
飯田さんも勧誘。
かなり急な展開だったのだけれど、
機が熟するというのはこういうことなんだろう、
あっという間に『正午』誌をメインに構成が姿を現し、
細部が密に熟していった。
緒川さんの並々ならぬキャリアと凡庸ならざる才能、
飯田さんの柔軟な頭脳と姿勢、そして
もちろん、それを下支えするお二人の朗読への熱意。
それらが相呼応し、阿吽の呼吸でことが運んでいった。
私は長時間うちをあけることが叶わぬため
練習場所や時間帯にずいぶんと我儘を通させていただいたのだけど。
11月9日当日
朝のうちの雨が
天気予報に反して昼ごろには止んでいた。
お客様は予想以上にたくさんお越しくださり、
ほぼ40人くらいの暖かく和やかなお顔が。
人さまの前で朗読する回数は
それほど多くないけれど、
好きなこと、好きで始めたことなんだから
緊張なんてしないはず…とはいかない…
声はしわがれ、本を持つ手は震え…
あとの二人が堂々と、しっかり読んでいることに
感動しながら徐々に正気を取り戻し…た頃に終わった!
それから4日。
もう次の段階に話は進んでいる♫
私たちが所属している詩の同人仲間がみんな
日常生活を慈しみ、
その中でよぎる思いを大切に
言葉に紡ぐ—紡ごうとする—
それを声で表現したい。
その一心でこの会の企画が始まり、
あゆみ続ける…ということかな。
80歳をとうの昔に越えて
若い方たちと共演!?できるなんて
夢じゃなかったんかいな・・・
by baachann | 2014-11-13 22:43 | 朗読